こんにちは、皆さん。最近、若い世代だけでなく全ての世代で転職がますます増えている状況です。
新しい挑戦を求めて次のステップに進むのはとてもエキサイティングなことですよね。
しかし、その前に一つ重要なことを忘れていませんか?
それは、有給休暇の消費です!!
転職前に有給をしっかり消費しないと、後で大きな後悔をするかもしれません。
バカとは少し強い表現かもしれませんが、何かと理由を自分の中でつけて自分の権利である有給を取るのをためらう日本の文化は本当にどうにかならないかなと個人的に思います。
例えば支払われるべき給料の80%しかもらえなかったらおおごととして主張する人がほとんどでしょうが、こと有給に関してはなぜか皆権利を主張しません。
とは言ってもいろんな事情があるのは当然理解できます。
ただ、この会社を辞めると言う決断をしてまだ前の会社のことを考えて権利を主張することを遠慮するというのはバカだなと思います。
改めてなぜ転職の際に全ての有給を取らなくてはいけないのか、今日はその理由と方法について詳しくお話しします。
転職前に有給を消費する3つの理由
心身のリフレッシュ
転職は心身に大きなストレスを与えるものです。
新しい職場に入る前に、心身をリフレッシュすることが重要です。
有給を利用してリラックスすることで、ストレスを軽減し、健康を維持することができます。
あなたは本当によく働きました!
その有給はあなたが今まで仕事をして使わずに貯めてきたご自身の貯金です。
その貯金を使って、短期の旅行やスパに行くなど、自分をリフレッシュさせる活動を計画してみてください。
経済的な利点
有給休暇を消費せずに転職すると、金銭的な損失を招く可能性があります。
多くの企業では未使用の有給は給与として支払われないことが多いため、当然のことながらそのまま権利を失ってしまいます。
もしどうしても前の会社からもう少し引き継ぎなどで残ってくれと言われた場合、新しい仕事のタイミングに融通が効くなら有給を消費できるようなスケジュールまで雇用契約を結ぶことでその分の給料を確保することができます。
それが受け入れられずただあなたにもう少し皆のため長く残ってくれると言われるのであればそれはあなたに「どうせ辞めるんだからタダ働きしてくれ」と言っているようなものです。
完全に舐められてます。
会社の経済的な損失をあなたが埋める必要はありません。
転職準備
次の仕事に向けての準備をするためにも、有給を有効に使うことが重要です。
転職活動や新しい職場の準備に時間を費やすことで、スムーズな移行が可能になります。
また、自己啓発や新しいスキルを習得する時間も確保できます。
たとえば、オンラインコースを受講したり、資格取得の勉強をするなど、有給を使って自己成長を図りましょう。
最近どこの会社でも即戦力が重要視されており、転職が決まった瞬間からあなたがフォーカスするのは新しい会社で実績を上げることです。
今の会社のことなど気にせずすぐに新しい会社のことを考えて行動しましょう。
有給を上手に消費する方法
有給取得の計画作り
転職のタイミングに合わせて有給を計画的に取得することが重要です。
まずは、転職日が決まったら有給の取得計画を立て、早めに上司に相談しましょう。
計画的に休むことで、職場に迷惑をかけずに有給を消費できます。
なんだったら別に職場に迷惑をかけてもいいのです。
あなたの空いた穴を心配するのは上司の仕事であなたには関係ありません。
辞めるのですから。
そんな丁寧に丁寧に引き継ぎ書類を作成したって誰も評価してくれません。
辞めるのですから。
ただ、うまく計画して穏便に済ますに越したことないのでなるべく計画的に物事を進めましょう。
転職活動してる時点で辞めると言う決意は大体固まってるのでその時から空いてる時間に引き継ぎ書類を作るとか周りの書類の整理を始めるとかすると物事がスムーズです。
辞めると宣言してから一ヶ月もあれば十分です。
毅然とした態度で交渉する
有給休暇は法的に認められた労働者の権利です。
これを行使することは労働者として当然のことであり、権利を守るためにも毅然とした態度が必要です。
もしどうしてもなら少し延長しても良いと言う態度を見せたら最後、あなたの権利は失われます。
普通の企業であれば有給を取りますと強く言われた場合、ダメだと言うことはコンプライアンス的に不可能です。
あなたのその態度だけが物事をうまく進めるためのキーとなります。
人が足りないやチームに迷惑をかけることになると脅したら情に訴えてくる人もいます。
そんなことに流されているようだと厳しいビジネスの世界で生き残っていけるでしょうか。次の転職で成功するための最初の交渉ステップです。
罪悪感の克服
多くの人が有給を取ることに対して罪悪感を感じることがありますよね。
罪悪感の正体は以下です。
ただ、誰も気にしなくて良いです。辞めるのですから!!
職場文化:
多くの職場では、長時間働くことや休まずに働くことが美徳とされる文化が存在します。
こうした職場文化は、休むことに対する罪悪感を助長します。
同僚からのプレッシャー:
他の同僚が休まずに働いている場合、自分だけが休むことに対して罪悪感を感じることがあります。
特に、同僚が自分の休暇によって負担が増えることを心配する場合、このプレッシャーは強くなります。
自己評価:
自分の仕事の価値や貢献度を高く評価し、それに対して責任を強く感じる人は、休むことによってその評価が下がるのではないかと恐れることがあります。
完璧主義:
完璧主義の傾向がある人は、休むことで仕事に支障が出たり、未完了のタスクがあることに耐えられず、結果として罪悪感を感じることがあります。
責任感:
自分の役割や仕事に対する強い責任感があると、自分がいないことで仕事が滞るのではないかという不安が生じ、休むことに罪悪感を感じることがあります。
義務感:
自分の仕事を他の人に任せることに対する罪悪感や、チーム全体に対する義務感が強い場合も、休むことが難しくなります。
大事なことなのでもう一度言います。皆さん安心して下さい。気にしなくていいです。辞めるのですから!!
まとめ
転職前に有給を消費することは、心身のリフレッシュ、経済的な利点、転職準備のために非常に重要です。
計画的に有給を取得し、自分をリフレッシュさせ、次のステップに向けて準備を整えましょう。
転職前に有給をしっかりと消費することで、新しい職場での成功を確実にすることができます。
読者の皆さんも、ぜひ有給を有効に活用して、新しい挑戦に向けて準備を進めてください
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